
お口の汚れ・・・その原因とは?
歯みがきは食べかすをとるため・・・だけではありません。
お口の中、歯の表面に付着する白いネバネバにお気づきですか?
この白いネバネバこそ、口腔内(お口の中)の諸悪の根源、プラークなのです。
これがプラークです!![]() |
![]() |
![]() |
プラークの正体は、食べかすに含まれる糖分をえさにして繁殖する細菌です。
放っておくと、むし歯菌、歯周病菌などが爆発的に増加します。
歯みがきは、ただ食べかすを取るだけではなく、プラークを上手に取るテクニックが必要になります。
TVモニターを使用しての指導
ブラッシング指導では、その方の口腔内環境により、必要な場合には位相差顕微鏡を用いて
患者さん御本人の生きたプラークをお見せし、口腔内環境の説明や歯みがきへの意欲促進を
はかっています。
また、口腔内カメラを用いて磨きにくい場所や、むし歯の状態をチェックすることにより、
より良いブラッシングを実現しやすくしています。
![]() |
![]() |
| 位相差顕微鏡でプラークチェック! | 口腔内カメラ |
予防処置と検診の効果
定期的な検診やブラッシング指導などの予防処置を受けていると、
将来の歯の残存数に大きな変化が現れます。
歯の痛みなどの症状が出たときだけ歯科医院に行く人に比べ、
定期的に歯科医院で予防処置を受けていた人は歯の寿命が3〜9倍長いのです。
お口の異常を何も感じなくても、定期的に歯科医院に通って予防処置を受けることをお勧めします。
高齢者の中には、病気やお身体の不具合によりご自身での歯磨きがうまくできない方もいらっしゃいます。
お口の中を不潔なまま放っておいてしまうと、むし歯や歯周病になるだけでなく、繁殖した
プラーク(細菌)の毒素が血液に混じって全身を巡ることにより、さまざまな疾患を
引き起こしたり、細菌そのものが肺に入ることにより肺炎を起こす可能性が高くなります。
例えば、
- ・動脈硬化による脳梗塞、心筋梗塞
- ・糖尿病
- ・誤嚥性肺炎
など、一見お口とは関わりがないように思われる全身性疾患に繋がるのです。

当院では、このような疾患を予防するために、プロの手による高齢者の口腔ケアを実施しています。
ご自身でうまくお口のお手入れができないという方も、歯科医院にてケアいたします。
歯周病とは、プラークが元になって起こる、歯の周りの組織(歯ぐきと歯を支える骨)の病気です。歯石除去や正しい歯磨きをすることにより、ある程度症状が改善したり、予防することができますが、放っておけば悪化し、自然に治ることはありません。
![]() |
![]() |
歯と歯ぐきの境目にある溝(歯周ポケット)にプラークが入り込み、ポケット内で炎症が起こります。 |
| 健康な状態 | 歯周病にかかった状態 |
歯周病が悪化すると、炎症部位より歯周病菌の毒素が血液中に入り、全身へと運ばれていきます。
血管に進入した歯周病菌の毒素は、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす可能性があります。
また、細菌そのものが入り込み、心内膜炎や肝膿瘍など、内臓の中でプラークが溜まることによる疾患も起こることもあります。
これらの症状を避けるためにも、口腔ケアや正しい歯みがき、歯石除去が必要なのです!
ご自身では取ることのできない歯の汚れ・歯石を、プロの手でクリーニングいたします。
![]() |
![]() |
![]() |
歯石除去前 |
歯石除去後 |
歯石除去は、その方のお口の状態に合わせて適した道具を使用して行います。
超音波スケーラー
超音波振動を利用し、歯の表面に付着した頑固な歯石を 砕き取ったり、 歯周ポケット内の洗浄などに使用します。

手用スケーラー
手作業にて細部の歯石を取ります。水を使用しないので、知覚過敏がある方でも大丈夫です。

歯周ポケットに入り込んだ歯石は・・・
![]() |
![]() |
除去前→除去後 |
歯一本ずつ、手作業にて歯周ポケット内から歯石を取り出します。
汚れた歯根面から歯石を除去し、表面を滑沢にすることにより、歯ぐき内面の組織が歯根面に再付着するのを助けます。
再付着した歯ぐきの色は、健康的なピンク色になります。
一方、歯石除去を行うことにより、新たな以下の症状が出ることもあります。
・歯ぐきの腫れが治り、引き締まることによって歯ぐきが退縮したようにみえる
・歯石に覆われていた部分を取ることにより、歯がしみるようになる
これらの症状は、健康な状態に戻る過程で見られますが、その際は歯科医師により処置を行います。






















あった歯磨き(ブラッシング)方法を
提案させていただいています。
お口の環境、生活習慣・環境、癖など、
ご自身に一番適した方法できちんと
ケアして、むし歯や歯周病、誤嚥性肺炎
(高齢者の口腔ケア参照)を予防しましょう。